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子供の”地頭”を鍛えるためにおうちで出来ること|元保育士に聞いてみた!

地頭とは、物事を柔軟にかつ効率的に考える力のことです。この能力は、日常生活の中で徐々に育てることができます。ここでは、家庭で簡単にできる方法をいくつか紹介します。これにより、子供が新しい状況に対して柔軟に対応できるようになります。

子供の地頭を鍛えるためにおうちで出来ること

日々の会話を大切に

質問を活用する

子供に対して、ただ物事を教えるのではなく、なぜそうなるのかを問いかけることが重要です。例えば、「なぜ空は青いの?」という質問に対して、ただ「大気の影響だよ」と答えるのではなく、「どうしてそう思うの?」と逆に問い返してみましょう。これにより、子供自身が考え、理解を深めるきっかけになります。

日常の出来事から学ぶ

普段の生活の中で起こる小さな出来事も学びのチャンスです。例えば、料理をする際には材料の計量を子供に任せてみたり、買い物でのおつりを計算させてみるなど、実践的な問題解決を経験させることが有効です。

クリエイティブな遊びを取り入れる

アート活動

絵を描いたり、粘土で形を作るなどのアート活動は、子供の創造力や表現力を養います。また、アートは正解がないため、自分のアイデアを自由に表現する楽しさを教えることができます。

ブロックやパズルで遊ぶ

ブロックやパズルは、空間認識能力や問題解決スキルを育成するのに最適です。子供が自ら考えて形を作る過程で、論理的思考力が自然と養われます。

読書を促す

幅広いジャンルの本を読む

子供が興味を持てる本なら何でも良いので、さまざまなジャンルの本を読ませてみてください。物語を通じて異なる視点や新しい情報に触れることで、思考の幅が広がります。

親子で読書する

読書は一人で行うものだけではありません。親子で一緒に本を読むことで、子供は大人がどのように情報を処理しているかを学び、またその場で質問や議論ができるため、理解が深まります。

まとめ

地頭を鍛えるためには、日常の様々な機会を利用することが重要です。会話、クリエイティブな活動、読書を通じて、子供が自分で考え、解決策を見つける力を育てましょう。これらの活動は、子供の思考力を広げるだけでなく、親子のコミュニケーションを強化することにも繋がります。子供が自分の思考で問題に取り組むことを助け、彼らの創造性と理解力を高めることが、将来的に自立した大人へと成長するための基盤を作るのです。毎日の生活の中で意識的にこれらの活動を取り入れ、子供の可能性を最大限に引き出しましょう。

えりか

小学5年生の娘を持つママです。
就学前からひらがなや数字などのおうち学習に取り組んでいたので、その経験を活かして、就学前にやっていてよかったと思うこと、こんなコンテンツがあったら便利だなと思うものを作っています。親子で一緒に机に向かう時間が楽しいものになるよう、ぷりぱらがお役に立てたら嬉しいです。

■習い事:英語、学習塾
■子どもの年齢:10歳

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