ぷりぱらコラム

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小学校入学までに知っておきたい10の重要ポイント!忙しいパパママ必見

1. 入学準備の基本を押さえよう

通知表や学校からの手続きスケジュールを確認する

 小学校入学に向けて、まずは手続きスケジュールをしっかりと把握することが基本です。自治体から送られてくる就学通知書を確認し、入学説明会の日程や必要書類の準備を怠らないようにしましょう。また学童保育の申し込み締め切りは自治体により異なりますが、12月頃が一般的なので忘れないよう気を付けてください。この段階でスケジュールを整理しておくと、安心して準備を進めることができます。

ランドセルや学用品の購入タイミング

 ランドセルや学用品の購入は、早めに動き出すことをおすすめします。特に人気のランドセルはデザインや機能性を重視したものが多く、売り切れになる場合も少なくありません。購入時期としては、遅くとも年内までに検討しておくと良いでしょう。必要な学用品もリスト化しておき、入学式ギリギリになって慌てないよう、計画的にそろえておくのがポイントです。

名前付けや道具のセット方法を準備

 小学校入学を控えた子どもにとって、持ち物に名前を記入することは必須の準備事項です。ハンコやスタンプ、耐水性のラベルなどを上手に使って、ランドセルや文房具、給食袋、上履き袋まで丁寧に名前を付けましょう。また、道具を子ども自身が管理しやすいようにセットする手助けをしておくと、学校での整理整頓の練習にもつながります。

制服や体操服の購入と試着

 制服や体操服は、学校指定のものがある場合が多いので、必ず購入前に学校の指示を確認しましょう。この際、成長を見越して少しゆとりのあるサイズを選ぶことが大切です。また、購入後は実際に子どもに試着させ、動きやすさやサイズ感を確認しておくと安心です。入学後に必要となる運動靴や上履きなど、関連する用品もまとめてそろえておくとよいでしょう。

入学説明会で確認しておきたいポイント

 入学説明会は、小学校生活に関する重要な情報を知る機会です。当日の服装や入学式の日程、持参物について正確に把握しておきましょう。また、学校のルールや年間スケジュール、通学路の安全対策など、気になることを事前に質問できるようメモを取るのもおすすめです。説明内容を家族で共有しておくことで、子どもが安心して入学の日を迎えることができます。

2. 生活習慣を整えよう

朝起きる時間をできるだけ決まった時間にする

 小学校生活が始まると、毎日決まった時間に登校する必要があります。そのため、入学前から朝起きる時間を一定に整えておくことが重要です。例えば、登校時間を想定して朝の準備がスムーズに進む余裕を持った起床時間を設定しましょう。「小1の壁」とも言われる忙しい平日を乗り切るためにも、子どもが自分で起きる習慣をつけておくと親の負担も軽減されます。入学後に「やってよかった」と感じられる準備のひとつです。

給食時間を意識した食事練習

 小学校では、多くの場合、給食が決まった時間に提供されます。このため、自宅でも給食の時間に近いタイミングで食事練習をさせておくと、入学後の生活リズムがスムーズに整います。また、箸やスプーンを使いこなせるかを確認し、使い方の練習をすることもおすすめです。食事に時間がかかるお子さんの場合には、適切な時間内で食べ終えられるようにサポートすることが大切です。

身だしなみや自分で準備する習慣を教える

 小学校生活が始まると、自分で服を選んで着たり、持ち物を準備したりする場面が増えます。身だしなみを整える習慣や、「今日は何が必要なのか」を考える力を身につけさせることは、小学生ママパパの心得としても大切なポイントです。また、前日の夜にランドセルをチェックする習慣を取り入れることで、登校前のバタバタを防ぐことができます。

通学時間に合わせた時間感覚を育成

 通学が初めてのお子さんにとって、「○時までに家を出る」という時間感覚をつかむことは簡単ではありません。入学前に実際の通学路を歩き、家を出るタイミングや到着時間を確認しておきましょう。特に徒歩通学をする場合や、初めて公共交通機関を利用する場合は、通学ルートや時間配分を事前に練習しておくことが効果的です。これにより、不安を軽減しスムーズなスタートを切ることができます。

3. 学校生活のルールやマナーを伝えよう

あいさつや自己紹介の練習

 小学校生活が始まると、初めての友達や先生とのコミュニケーションが鍵となります。その第一歩として、あいさつや自己紹介の練習をしておくと安心です。明るい声で「おはようございます」「よろしくお願いします」といった基本のあいさつを子どもと一緒に練習してください。さらに、自分の名前や好きなことなど簡単な自己紹介をする練習も、子どもが新しい環境で自信を持てる要素となります。

先生やお友達とのコミュニケーションを教える

 新しい友達との関わり方や、先生への伝え方を教えることも大切です。例えば、困ったことがあれば先生に伝える重要性や、友達と楽しく遊ぶためのルールを話し合う機会をつくりましょう。また、「ありがとう」「ごめんなさい」といった言葉を使う場面について子どもと一緒に考えることで、学校生活のトラブルを未然に防ぎやすくなります。

学校での整理整頓や決まりごと

 学校生活では、物をきちんと片付ける習慣が求められます。たとえば、ランドセルや学用品の決まった場所に片付ける練習を家庭で行い、整理整頓のスキルを育ててあげましょう。また、学校の決まりごとが記されたプリントや話を通じて、「学校ではどのように過ごすべきか」を伝えることも重要です。こうした準備が、子どもの自主性や注意力の向上につながります。

危険を避けるために教える通学路のルール

 通学路は子どもが日常的に利用する場所であり、安全面への配慮が欠かせません。具体的には、「信号を守る」「横断歩道を使う」「道路では必ず一旦停止する」といった基本ルールを教えましょう。あらかじめ親子で通学路を歩きながら危険な場所を確認し、注意すべきポイントを話し合うことで、子どもも安心して通学できるようになります。

4. 子どもの不安や悩みに寄り添おう

子どもの気持ちを聞いて話し合う

 小学校入学の前後には、子どもが不安を感じることもあります。そのため、日頃から子どもの気持ちを聞き、一緒に解決方法を考える時間を作ることが大切です。「学校でどんなことを楽しみにしているの?」「何か心配なことはある?」などの質問を通じて、子どもの本音を引き出してみましょう。

学校での悩みを気づける環境をつくる

 入学後、慣れない学校生活で戸惑う子どもも少なくありません。そのため、家ではリラックスできる雰囲気を作りましょう。また、帰宅後の「今日はどうだった?」といった軽い会話から、学校での状況や悩みを把握することができます。親が寄り添える環境が整っていれば、子どもがトラブルを抱え込まず、安心して話せるようになります。

入学をポジティブにとらえる準備

 小学校入学は子どもにとって新しい挑戦の場です。親が「楽しみだね」「新しい友達がたくさんできるよ」と前向きな声掛けをすることで、子どもにポジティブなイメージを持たせることができます。また、入学後に楽しいイベントがあることを一緒に確認したり、ランドセルや学用品を親子で準備する過程を楽しむことも、子どもの期待感を高める助けになります。

予期せぬトラブルへの対応策を考える

 小学校生活では、思いがけないトラブルが発生することもあります。例えばケガや忘れ物、友達とのトラブルなど、さまざまなケースを想定しながら対処法を考えておくと安心です。学校の連絡手段やサポート体制についても事前に調べておくと良いでしょう。また、必要であれば「子ども保障タイプ」の保険に加入することで、万が一の際に備えることも検討してみてください。

5. 入学後も安心のために準備しておこう

放課後や長期休みの計画を立てる

 小学校入学後、放課後や長期休みの過ごし方を考えることは、忙しいママパパにとって非常に重要です。特に共働き家庭の場合、「小1の壁」と呼ばれるような仕事との両立の難しさが課題になります。学童保育の利用が考えられる場合は、事前に施設の種類や料金、定員状況について詳しく調べておきましょう。また、長期休みには、お子さんが楽しみながら過ごせるようなイベントや習い事、家族で過ごす時間も計画しておくと、安心して新しい生活をスタートできます。

学校で怪我をした場合の対応を確認

 小学校入学後は、けがや事故のリスクが増えるものです。運動中や下校時に転倒することや交通事故など、小学生に多い怪我の事例を念頭におき、学校での対応方法や保険適用範囲を事前に確認しておくことが欠かせません。特に、学校の管理下で起こるけがの場合、学校からどのようなアナウンスがあるのかを把握しておくと、いざという時スムーズに対応できます。また、お子さん自身にも、「危険を避けるための行動」や「怪我をした際の適切な報告方法」を教えておくと良いでしょう。

子どもの保険や保障について考える

 お子さんが小学校に入学すると、万が一に備えた保障の加入を検討する家庭が増える傾向にあります。小学1年生は交通事故に遭いやすい年齢とも言われており、経済的な支えとなる保険は安心材料の一つです。特に、医療保障が付帯された「こども保険」や「学資保険」の加入を考える方も多いようです。ご家庭のライフスタイルに合ったプランを選び、シミュレーションを事前にしておくと安心です。保険の選び方や活用ポイントについて先輩ママパパの意見を参考にするのもおすすめです。

家でも楽しく学べる環境を整える

 学校生活で成長するお子さんを支えるためには、家庭環境も大切です。新しい学びに楽しく取り組めるよう、リビングや子ども部屋に学習コーナーを作るのも良いでしょう。また、読書の習慣を育むために図書館や書店で選んだ本を置いたり、簡単な学習アプリを活用するのも一つの方法です。「小学生ママパパの心得」として、日々の生活の中で学習意欲を高める工夫をしておくと、入学後の学校生活が充実したものになります。特に入学後、学ぶことをポジティブにとらえるような環境整備は、長期的な教育においても効果的です。

さくら先生

私は保育士として子どもたちと接する中で、子どもたちが大きく成長する”幼児期”がとても大切だと考えています。この時期は、子どもたちが感情を学び、友達と上手に遊べるようになる大事な時です。今は保育士を引退しましたが、子どもたちの笑顔と成長を支える活動にはまだ参加していて、これからもそのサポートを続けていきたいと思っています。

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